Q&A


今回は募集要項にも掲載されているQ&Aについてご紹介します♪

 
Q. 出雲芸術アカデミーには、何人くらい受講者がいますか?

A. 音楽院では約600人の方が受講しています。どちらにお住まいの方でも受講でき、出雲市内に限らず、出雲市外、県外からも楽しみながら出雲芸術アカデミーに通っています。
 
出雲市の設立した出雲芸術アカデミーってとこがあって、音楽院があって、そこには幼児科・本科・別科があって600人くらいの受講生がいる」ってお話させていただくと、「そんなに!?」と必ずと言っていいほど驚かれます。
そして「出雲は音楽が盛んだもんね!」と続きます。
確かに出雲では合唱や吹奏楽が盛んで、長い間、コンクールなどで優秀な成績を残しています。
ただ、それだけではなく、出雲芸術アカデミーは“芸術を学び 音楽に学ぶ”をテーマに「真・善・美の追求」「心・技・体の調和」をめざしています。
かつ「教育・研究・演奏」を三位一体とする活動を理想としていて、「音楽院」「音楽研究院」「出雲フィルハーモニー交響楽団」の機能を持っています。
広く学べる場、人々の集える場でありながら、専門的な高まりを求め、実現できる柔軟性をも持っています。
全員が専門に進む必要はありません。それぞれですから。
ただ、次世代の担い手の育成を考えることは音楽に限らずどの分野でもとても重要です。
そうすると、将来の音楽家、演奏者、指導者、鑑賞者、愛好家、どの形であれ、次世代のためには人材として必要といえます。
今年の春もアカデミーの修了生が何人か音楽の専門に進みます。
もちろんそうでない人もいます。昨年の4月で修了した受講生が先日「大学に合格しました」と先生に連絡をくれたという話もあります。
専門に進まなくとも、アカデミーでのつながりを大切にしてくれている心をとてもうれしく感じます。
 
音楽院では幼児科を修了後、希望すれば本科へ進むことができ、幼児から高校生まで続けて音楽の勉強ができます。
そして本科修了後も、生涯にわたり学ぶ機会が設けられています。



ちなみにアカデミー音楽院の受講生は、次の街からおいでです。
 《県内》 出雲市 斐川町 松江市 大田市 雲南市 安来市 浜田市 益田市 東出雲町 奥出雲町
 《県外》 大阪府 兵庫県 岡山県 福岡県(!!)
 
こうしてみるとすごいですね〜。
島根県は東西に長い県なので、県内の益田市とは車でおよそ3時間半くらいかな、それくらいかかります。
ましてやここに並んでる県外からはかなりの時間がかかりますよね。
それでも出雲芸術アカデミーに魅力を感じて通ってくださる方がいてくださいます。
本当にありがたいし、うれしいことです♪
 
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Q. 本科ではコースの変更ができますか?

A. はい、できます。希望があれば、適性などにより合唱コースからオーケストラコースへ、あるいはオーケストラコースから合唱コースへ変更できます。
また両コースを同時に勉強することもでき、実際に何人もの受講生がそのようにして学んでいます。

 
本当にこんなひともいます☆
実際には「チェロがやりたい」ってアカデミーに来たけど、「まだ学年(もしくは体格)が…」という場合、合唱コースで歌を中心に音楽を学んで、ふさわしい時期にオーケストラコースを希望しなおすひともいます。
その場合、今までやっていた合唱コースも楽しいし、お友だちもいるから、と「合唱コースとオーケストラコースを両方続ける!」ということもあります。(ただし、この場合、適性を先生が一緒に考えます。)
「合唱が好きになったからこのままでいい!」というお子さんがいてもいいし、もちろんオーケストラコースにいながら「合唱もやりたい!」というお子さんがいていいのです。
先生も相談にのります♪
 
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Q. 楽器を持っていないのですが・・・?

A. オーケストラコースを受講する方には、楽器をお貸しすることもできます。ヴァイオリンなど弦楽器は体格に応じてサイズが変わりますし、最初から個人で所有することが難しい面もあります。
アカデミーで借りる場合、楽器借用料として月額1,000円が別途必要です。コントラバス、打楽器については楽器維持費として月額1,000円が別途必要です。
ただ、いずれは楽器を個人で用意していただくことが望ましいです。

 
最近は個人で楽器を所有する人も増えてきました。
とはいえ、必ずそうでなければ!ということでもありません。
一番重要なのは「楽器を個人で持つこと」というより「信頼できる先生に楽器の相談をしてから買うこと」です。
ここは本当に大事です。
決して自分たちだけで購入しないこと、これは後々のためにも本当に本当に大切です!!