4月1〜2日 音楽院本科オーケストラコースの合宿の様子♪


みなさん、こんにちは。
4月1日(金)〜2日(土)に開催された、音楽院本科オーケストラコースの合宿の様子をご紹介します♪
 
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毎年4月の上旬になると、出雲芸術アカデミー本科オーケストラコースは合宿(1泊2日)を行います。
今日はその先日4月1日(金)、2日(土)に行った合宿についてレポートをお届けします。
 
本科オーケストラコースは習熟度に合わせてシンフォニーオーケストラ(SO)、ストリングアンサンブル(SE)、入門の3つに分かれています。
 
今回の合宿ではまずSOの子どもたちが1日目から参加し、オーケストラの合奏を入念に行いました。
そしてSEや入門の子どもたちは2日目から合流し、レクレーションに参加したり修了式、入校式に演奏する曲をSOのみんなと共に合奏、練習しました。
 
 
合宿1日目。
SOの子は朝から島根県立青少年の家サン・レイクに集合し、最初にサン・レイクの方からオリエンテーションを受け、修了式、開講式で演奏するシベリウス作曲の「フィンランディア」と、バッハ作曲の「マタイ受難曲」よりコラールを抜粋して合奏しました。

オリエンテーションのようす
 
みんな合宿といういつもと違う雰囲気を楽しんでいるようでした。
 
午前の合奏が終わるとご飯を食べます。
夜、泊まる部屋ごとのグループでの食事。
練習ももちろんですが、親睦を深めるのも合宿では大切なことです。
 
そして午後。
まず楽器ごとに分奏をし、その後みんなで映画鑑賞をしました。
「翼のない天使」という、神さまを信じる純粋な子どもを主人公とした感動の映画。
感動して泣いている子もいました。
子どもたちの感受性も養われたのではないでしょうか。
 
その後、入浴と晩ご飯を済ませ、夜にエルガーの「威風堂々第1番」とホルストの「組曲惑星」より「木星」を合奏をし、1日目は終了しました。
これらの曲はこの日に楽譜が配られたもの。
みんななかなかがんばっていました。
 
 
合宿2日目。
SEと入門のみんなが合流してSOの子と共にレクレーションを行いました。
総勢90人近く!
このレクレーションは1班約5名の16班に別れて、事前にサン・レイク周辺に設置していただいた問題を時間内に解いていくというものでした。
このレクレーションがとても楽しかったようで、みんなはしゃいだり、走って問題のところまでかけよったり時間ギリギリまで問題を解いたりして仲良く3択の問題を解いていました。
 
レクレーションで仲良くなった後、SE、入門の子も一緒に入っての合奏。
SOの子たちと一緒に合奏を楽しみました。
先生も一緒で約100人のオーケストラです。


 
合奏をした後、保護者の方がお迎えに来られるチャンスということもあり、合宿の成果や、なかなかない本科オーケストラコース全体の合奏を保護者の皆様に披露しました。
SEの合奏、入門とSEとSOの合同の合奏はもちろん、さらに今年度初めて行った室内楽の子による発表も行い、今年の合宿は無事終了しました。

*SEの発表の様子
 

室内楽金管3重奏)の発表の様子
 

*オーケストラの周りには保護者の方が大勢!

 
合宿は楽しかったようで、帰りの車の中で保護者の方に「こんなことがあったよー」と楽しそうに報告する子もいたそうです。
 
合宿に参加した子どもたちにとっても、合宿を運営した者にとっても、大変実り多い合宿であり、とても嬉しかったです。
今後もこのようなお互い向上していけるようなものをどんどん運営していきたいと思いました。
 
  −レポート・コントラバス 土生知広−