アカデミック・リサイタル終わりました!


みなさん、こんにちは。
10月2日(土)にアカデミック・リサイタルが開催されました。
(しばらくたってからのご報告になりました)
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
 
4回目になるこの演奏会、今回いろいろと初の試みを取り入れました。
『プロデューサーを取り入れる』
今回はヴァイオリンの教授、芦原充先生です。
彼により今回は演奏会にテーマを設けることになりました。〜フランス・ロシア近代音楽の精華〜。
また、室内楽がプログラムに取り入れられました。
 
音楽院の本科の受講生(小学生〜高校生)もこの演奏会で、先生方の演奏する姿を目にし、音を耳にします。
もちろん、一般のお客様もナマの演奏を楽しんでいただくためにおいでになるわけです。
子どもから大人まで集まるこの演奏会、はたして今回のプログラムが、特に本科のみんなにどう届くのか、ちょっと心配もありました。
 
ですが!
ホール内はステージも客席も集中した、とてもいい空気だったようです。

演奏会はステージ上のひとで成り立っているように思われがちですが、客席からの集中力や雰囲気で、演奏者にエネルギーを与え、それがまたいい演奏を導き、さらにお客様が集中して聴いてくださり、それがまた演奏者に・・・という「気の循環」みたいなものがあります。
もちろん、演奏者やお客様だけでなく、ステージ裏のスタッフや、ホールのスタッフもそれぞれの役割で働いて演奏会は成り立っていますので、そういった方々の動きもいい演奏会ではますます洗練されてくるわけです。
それがまた演奏者に、客席にエネルギーとなっていくので、演奏会は本当に生き物のようなものです。
もちろん、大前提として演奏者がしっかり準備してこなければなりません。
 
今回のアカデミック・リサイタル、そのような循環が感じられました。
そう考えると、今回、大人が「ちょっと難しいかな〜」というプログラムでも一生懸命聴いてもらえたというのが、すばらしいことですよね。
本科のみんなも成長しているなぁと感じた機会でした。
 
もちろん、先生方の工夫もあって、読み仮名をつけたり、作曲者についてのクイズのついた、受講生用のプログラムが用意され、みんなが少しでも興味を持ってくれるように、ということもありました☆
  

開演前。先生たちもスタッフとして働いています!これも演奏する先生へのサポートです。
 

客席はこんな感じでした。
 

演奏のようすを代表してクラリネットの岩永真由美先生。
 

最後に出演者が勢ぞろい!芦原先生があいさつしてくださいました。
お客様、ホールの方々、ありがとうございました!