25日(日)は「アカデミック・リサイタルvol.5」☆


みなさん、こんにちは。
出雲は雨が続いていますが、みなさんのお住まいのところではいかがでしょうか。
 
 
「アカデミック・リサイタルvol.5 〜ミニ・オーケストラの大冒険Part2」まであと1週間となりました。
 
前回ご紹介したように、今回のサブタイトル「ミニ・オーケストラの大冒険Part2」は、3月11日に開催した「Part1」に続く展開になっています。
 
「Part1」のアンケートにあった

  • なかなか聞き比べができる機会はないので楽しかったです。
  • ピアノ版=オケ版という企画(プログラム)のすばらしさ→2〜3倍の喜びと楽しさ
  • 同じ曲を違う形で演奏するのは面白い。


 
また

  • 定期的にシリーズもので開催してもらえるといいです。
  • 定期演奏会をお願いします。
  • 第2弾、第3弾に期待します。

 

  • チェンバーオーケストラizumo誕生おめでとうございます。
  • 新しく出来たオーケストラが今後ますます活躍されることを応援してます。


 
などの声にお応えする意味もあり、今回の「Part2」開催に至りました!
 
今回は「きらきら星」に注目!
3種類の「きらきら星」を違う編成でお楽しみいただけます♪
その3種類とは『ピアノソロ』、『ソプラノ、フルート、ピアノの三重奏』、『ミニ・オーケストラ(室内オーケストラ)』です。
 
『ピアノソロ』では、モーツァルト作曲「きらきら星変奏曲」。
ピアノは、「Part1」の「展覧会の絵」に続き、望月美希さん。
「Part1」のアンケートでも大変好評だったことがうかがえます。
(マンガ「のだめカンタービレ」でも、のだめがフランスのお城でのリサイタルで「きらきら星」を演奏しましたね♪)
 
『ソプラノ、フルート、ピアノの三重奏』では、アドルフ・アダン作曲「きらきら星の主題による技巧的変奏曲」。
ソプラノは、桑原知穂さん、フルートは原 知夏さん、ピアノが望月美希さんです。
 
そして『ミニ・オーケストラ』によるジュリアン・ユー作曲「きらきら星変奏曲〜作曲家パレード」。
演奏はチェンバーオーケストラIZUMO、マエストロ中井章徳の指揮でお届けします。
 
ということで、今回は3つの「きらきら星」。
ジュリアン・ユーは、「Part1」での「展覧会の絵」に続いて今回も登場。
ジュリアン・ユーは北京生まれで、オーストラリアへ移住し活動中の、現代を生きる作曲家です。
「作曲家パレード」と名がついているように、さまざまな作曲家の名曲が、しかも「きらきら星」をテーマに変奏され、次々に登場する作品です。
オーケストラに詳しい方は、きっと「くすっ♪」とされるでしょう。
たとえそうでない方も、このコンサートで3つ目の「きらきら星」のさまざまな印象に、きっと楽しんでいただけるハズ!
 
そして今回は、ソプラノで桑原知穂さんも2曲演奏します。
F. メンデルスゾーン作曲「アヴェ・マリス・ステラ」では、ミニ・オケをバックに歌います。
この「ステラ」はラテン語「stella」で「星」という意味。
全体は「Ave Maris stella」で「めでたし、海の星」と訳されたりします。
「きらきら星」とつながるイメージですね
この曲のミニ・オケは「弦楽器とフルートとホルン」という、これまためずらしい編成です。
 
そしてアドルフ・アダン作曲「きらきら星の主題による技巧的変奏曲」では、フルートとピアノとソプラノ。
アダンはフランスの作曲家。
ソプラノとフルートとのかけあいの部分もあるようですよ。
このソプラノとフルートという組み合わせは、オペラの中でもよくパートナーのように使われるので、相性もぴったりです。
原 知夏さんと桑原知穂さんの息、楽しみですね。
 
この三重奏に加え、ハイドン作曲「木管五重奏のためのディヴェルティメント」でも
 

  • 室内楽をもっと聴いてみたいと思いました。


 
という声にお応えできることになります!
ですから今回は、三重奏、木管五重奏、ミニ・オーケストラまでいろいろな編成の室内楽をお楽しみいただけます。
 
ちなみに「木管五重奏」とは、フルート、オーボエクラリネットファゴット木管楽器に加え、ホルンが演奏。
ホルンは金管楽器ですね。
あれ?と思った方、「木管五重奏になぜホルンが入っているのか?」については、こちらをどうぞヤマハのページです)。
 
さてそのミニ・オーケストラは、ミヨー作曲「バレエ音楽 世界の創造」も演奏します。
こちらには、なんとアルト・サクソフォンが入る編成。
オーケストラにサクソフォンが入るのは本当にあまりないのですが、フランスの作曲家のミヨー、やりますね。
 
 
というわけで、今回のコンサートはもりだくさんの内容です。
ひとつとして同じ編成の曲がありません。
ミニ・オケも3曲演奏しますが、すべて編成が異なるので、きっと音色にも変化がありますよ。
 
 
・・・ところで「オーケストラ」って楽器ばかりじゃないの?というギモンについて。
 

オーケストラ【Orchestra】という言葉は古代ギリシアの【オルケストラ】に由来し、もともと劇場の舞台とそれを囲む客席との間にある「半円形の場所」のことを言います。

劇を盛り立てるために舞踏や歌、器楽の演奏が行われていた場所=オルケストラでは、劇のほかにも物語を観たり、政治を語ったり、宇宙の神秘を観察したり、いろいろな探求が行われていました。
 
とマエストロ中井が今回のチラシで語っています。こちら
*実はチラシにも「半円形」がうっすら表現されています!
 
 
実に内容がヴァラエティ豊かな今回の「アカデミック・リサイタルvol.5」。
開催は9月25日(日)15:00開演 ビッグハート出雲白のホールにて。
今回のアカデミック・リサイタルは、マエストロ中井章徳によるプロデュースです。
 
さぁ、三連休の最終日を、私たちと一緒に過ごしませんか?