出雲フィルハーモニー交響楽団 第12回定期演奏会のレポートが届きました♪ その1


みなさんお待たせしました!10月30日(金)〜11月1日(日)に行われた、『出雲芸術アカデミー オーケストラセミナー2009秋』の発表の場としての『出雲フィルハーモニー交響楽団第12回定期演奏会』のレポートがトロンボーンの森山貴宏さんから届きました♪

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 11月1日(日)は出雲フィルハーモニー交響楽団 第12回定期演奏会が盛大に開催されました。
 これまでは、秋の演奏会を【プロムナード・コンサート】として行ってきましたが、(内容に大きな変化はありませんが)今回から【定期演奏会〜名曲プロムナード・シリーズ〜】として行いました。また夏に開催している定期演奏会もそうですが、3日間(今回だと10月30日〜11月1日)のオーケストラ・セミナーでもあります。その最終日に《研究発表》として出雲フィルハーモニー交響楽団定期演奏会が開催されます。

 
 開演30分前には、毎回ロビーコンサートでお客様をお迎えしています。今回は指揮者の中井章徳氏のつながりで、岡山県のオカリナアンサンブルにご協力いただきました。素敵な音色ですね。

 
 いよいよ開演です。昨年に続き、出雲芸術アカデミージュニアオーケストラの演奏で始まりました。このジュニアオーケストラですが、今年創設10周年を迎えました。当初は弦楽合奏団でしたが次第に大きくなり、今では80名を超える立派なジュニアオーケストラへと成長しました。演奏した作品はC-M.シェーンベルク作曲:ミュージカル「ミス・サイゴン」メドレー、アンダーソン作曲:フィドル・ファドル、ホーム・ストレッチの3曲。大変素晴らしい演奏で、お客様を魅了しました。ちなみにジュニアオーケストラは小学3年〜高校3年までの約80名です。


 つづいて、第1部[コンチェルト・シリーズ]。
 ここ最近では《ピアノ協奏曲(グリーグ)》、昨年が《トロンボーン協奏曲(ダヴィッド)》、そして今回はW.A.モーツァルトファゴット協奏曲》。この辺りではなかなか耳にできない・お目にかかれない作品です。ソリスト出雲市出身・在住のファゴット奏者、木村恵理さん。

実はセミナー初日のリハーサルでは弦楽器がもっとたくさんで演奏していたのですが、やはりファゴットとのバランスというものが難しく、今まで出雲フィルでは見たことのない室内楽のようなこじんまりした編成に変更しました。やはり弦の編成を小さくして正解でしたね!すごく繊細でバランスも良く、素敵なモーツァルトでした。木村さんお疲れ様でした。・・・そういえば出雲フィルでモーツァルトを取りあげるのも久しぶりでしたね!!

 
・・・《休憩20分》・・・
 
 ロビーではコーヒーやジュースを提供しています。開演前からコーヒーの香りがして、休憩中はホッと一息つけるという事で、お客様にご好評を頂いております。毎回〈ふじひろ珈琲〉さんにご協力いただいています。今回もありがとうございました。

♪まもなく第2部の開演です。(つづく)

 
 トロンボーン 森山貴宏