オーケストラセミナー2010秋 出雲フィル第13回定期演奏会 レポート その2


11月5日(金)〜7日(日)開催された、
 出雲芸術アカデミー・オーケストラセミナー秋2010
 神在月 神々の集う出雲で体感する
 出雲フィルハーモニー交響楽団第13回定期演奏会 のもよう その2です!
 
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そして二日目の11月6日(土)。
午前はジュニアオーケストラのリハーサルです。
市民会館にて。
演奏会当日のG.P.(ゲネラル・プローベ 総練習)は30分程度しかないため、この日に音楽的にも仕上げ、ホールの響きにも慣れたいところです。
中井先生の熱の入った指導が続きました。
ジュニアオーケストラのメンバーは、アカデミーの受講生に参加している小学3年生から高校3年生までのメンバーに、「オーケストラ塾」の塾生、そしてアカデミーの修了生も加わっています。
オーケストラ塾とはアカデミーの体験講座として、アカデミー以外の中高生にオーケストラを体験してもらう企画で、この秋で9回目を数えます。
普段は吹奏楽をおもに演奏している塾生たち。
オーケストラの体験もとても楽しそうです。
 
ちなみに今回のオーケストラ塾中には、合奏はもちろん、みんなでバレエの映像も見ました!
チャイコフスキーの曲、イメージがふくらみましたね。(写真は11月3日の様子)
こういう経験を経て、演奏会につながっていきます。



(以上11月3日の様子) 

 
そして11月6日の同じ頃、地域交流プログラムとして楽器別指導が行われました。
出雲第二中学校を会場に、市内から中学生、高校生が集まり、出雲フィルの奏者に指導を受けました。
地域の音楽資源をより育むために3日間のセミナー・出雲フィル定期演奏会がありますが、セミナーの会場の外へ出かけ、こういった関連プログラムを開催し、アカデミーのためだけでなく地域に貢献していく機会になればとアカデミーは考えています。



 
出雲第二中学校の生徒のみなさんが指導の先生方を部屋に案内してくれるなど、音楽以外でもあたたかな交流が生まれました。
出雲第二中学校のみなさん、ありがとうございました!
 
 
午後からは出雲フィルのリハーサル。
まずは各セクションの分奏が行われました。
それぞれの参加者の具体的な顔ぶれもわかるし、セクションの事情にあわせた指導と練習ができる時間です。



 
 
合奏の後には交流会が行われました。
今や恒例のこの交流会。
自己紹介に加え、それぞれのセミナーへの感想や、自分の近況報告をしたりと大いに盛り上がります。

この日誕生日のひとにみんなで「Happy Birthday」を歌うサプライズもありました!
出産の報告や、結婚の報告をするひとも♪
あたたかい雰囲気です。
 
そして夜の合奏と続きました。

 
 
 
ところで、今回はアカデミーの修了生が多く参加してくれました。
京都市立芸大、くらしき作陽短大、広島大、桐朋学園大、それぞれ音楽に進んだ4人が初の「OGカルテット」として託児室ミニミニコンサートで演奏してくれることになり、わずかな合間をぬって合わせが続きます♪
限られた時間なので「この部分は明日までに練習してこよう!」など声をかけあったり、頼もしい姿です。