出雲Jr.フィル・プロムナードコンサートⅤ 終演!!!

去る11月12日…100名を超える音楽を愛する子ども達によって、一つの“運命”が切り開かれました。


皆さま、ご来場誠にありがとうございました!!
472名の方にご来場を頂き、会場全体が一体となり、音楽に包まれた暖かい中、終演致しました。
今回のブログでは、そんな子ども達の力強い姿をたくさんのフィルムを通して振り返りたいと思います!!!

それでは、気合を入れて、、、Gooooo (o|o)!!

前日の入念なリハーサルを終え、ついに本番当日。
いつになく、真面目な表情の彼らがいました。


ピリッとしたミーティング、何か緊迫した空気感を寄せる合唱の子ども達…

と思いきや…??

違いました(笑)いつもの子ども達です(笑)
素敵な笑顔!!肝っ玉座っております(笑)

ということであっという間に休憩時間が終わり、開演です!!
おっとっと、その前に素敵なトロンボーン四重奏のウェルカムコンサートがありました(@_@)
失礼!!

こんな大勢の前でたった4人で…しかもクオリティも高い!!
中には小学生もいます。なんてメンバーなんだ(>_<)!!

そんな度胆を抜かれて、改めて開演、、、
会場の緊張を?いや演奏者の為に?(笑)アイスブレークです(*^^)v

まずは合唱から☆


♪おんがく
シーンと静まり返った会場から「神様〜♪」と天から透き通るような声が舞い降りてきました。

♪運命の歌 
そして、テーマ「僕たちの運命」の第1弾!!
合唱による「運命の歌」です。長い前奏により神聖な空気感が作りだされ、子ども達とは思えない響きが会場を包みました。
中間部からのテンポが速いところも含めて全てドイツ語で立派に歌い上げました\(~o~)/

合唱の次は、ストリングオーケストラとのコラボ演奏です。

♪アヴェ・ヴェルム・コルプス
ピアノ伴奏とは違った弦楽器の響きの中で、創り出されるハーモニーはまた逸品です☆

そして、2部はオ−ケストラ!!
まずは♪狂詩曲「スペイン」

今回は畑山先生による指揮のもと、子ども達の新しい姿の演奏が披露されました!


たくさんの管楽器、様々な打楽器が使用されて彩豊か。明るい太陽が燦々と照っているような元気のある演奏となりました。

では、続いて、オケ部門のMC紹介です☆

まずは、インスペクター兼コンサートマスターと中井先生のトークから!

続いてもう一人のインスペクターと中井先生の…ってコンマスの彼、精神統一中?(笑)

精神統一して準備も万端となったところで(笑)運命第2弾に参りましょう(^O^)

「運命の始まり始まり〜」パチパチパチパチ〜…で、「ダダダ・ダーン」と始まりました!!!!
(しばし子ども達の雄姿を写真にてご覧ください☆)


いかがです?もう言葉が出なくないですか?
合唱も然りですが、立派ですよね。
ベートーヴェンが書いた苦悩なんて大人の私たちですら理解できているか分からないのに、10年代の子ども達が必死に理解しようと“苦しみ”演奏しています。もはや言葉がありません。。。


「運命」ではベートーヴェンが新たに投入した楽器があります。
ピッコロ(黒くて小さい横笛)、コントラファゴット(写真中央の長くてファゴットより更に大きい楽器)、トロンボーン(ウェルカムコンサートで演奏された楽器)が使用されました。是非一度、生で聴いてみてください。

先ほど精神統一をしていたコンマス君ですが、見てください、この迫力!!!
本当にお世辞抜きで立派にベートーヴェンと向き合い、指揮者に食いつき、皆を引っ張っています!!
そして、中井先生は写真にも関わらず、見るだけで固くて力強い音を欲しているのがよくわかります。
凄いですね。写真を見るだけでも息を飲んでしまいます。
勝利(V)を掴み、誠に熱演の中、プログラムが終了致しました!!

そ・し・て…「ダダダ・ダーン」からまた音楽が始まって1楽章?と思いきや…。

楽しげな打楽器が…(笑)
ベートーヴェンとマンボのコラボ曲、シンフォニック・マンボNo.5(アンコール)です!!
会場もビックリ、編曲されたベートーヴェンもビックリの楽しい音楽と共に幕を閉じました。

さて、ここからは未公開映像・『終演式』です☆


まずは、合唱・オケのインペクの3人からお話が(^_-)
それぞれの持ち味が良く出た素敵なメッセージでした(*^^)v
中でもオケのインペクの女の子は溢れんばかりの思いの丈を熱く話してくれてこちらまで胸が熱くなり涙が…。
きっと不安がいっぱいあったのだと思います。この日話すこともいっぱい悩んだのでしょう。
カンペを作って話を整理している様子が伺えます。ですが、結局一度も見ることなくすべてを語ってくれました。

さてさて、今回1年間インターンシップ制度を利用して修行に来ていた生徒たちは非常に残念ですがこれで一先ず修了となります。
あれ、もう一人、花束をもらっている方がいますね(笑)
はい、実は畑山先生もJr.で指揮をされるのはデビューでした!!おめでとうございます!(^^)!

あっと言う間のプロムナード・コンサートVでした。。。
でも、それだけ時間が過ぎるのが早いっていうことは、本当に没頭していたという何よりもの証拠。
子ども達の最後まで粘った根性と、最後まで音楽を創り上げて下さった中井先生、そして、この舞台を作り影で支えて下さったスタッフの皆様。
最後になりますが、やはり演奏は聴いて下さる方がいなければ成立しません。お客様の皆様に多大なる感謝を申し上げます。

今後とも出雲Jr.フィルを宜しくお願い致します!!!